メーデー集会に参加してきました。
16年ぶりという街頭デモ行進が、アベノミクス賃上げとのリンクを感じさせました。
難波宮跡公園(なにわのみやあとこうえん)に集合し、9時から大阪の街中をねり歩きます。
朝、その公園はたくさんの人だかりでした。
カレンダー上は平日なので集会後に出社されるのか、スーツのひともちらほらと。
前日の雨がやみ、地面はぐしょぐしょですが天気はよかったです。
そこから1.5kmほど街頭デモ行進を実施し、大阪城公園で集会の予定です。
さすが16年ぶり、なれてなかったのか運営の不手際がめだち、難波宮跡公園に集まった人々はうんざりしておりました。
ようやくわたしたちの行進が始まったときには10時をこえ、すっかりだれてスタート。
みんな不平たらたらで行進しておりました。
「運営側はなに考えてるねん」
「どんな想定してんねん」
「おれらの身にもなってみーよ」
わたしも含めて口々に不満を漏らしながら行進し、大阪城公園の集会を終えました。
しかしそこでふと考えてみた。
悪いところを指摘するだけならだれでもできる。
じゃあ自分だったらもっとよく運営できたのだろうか。
自分はもっと立派な人間なのだろうか。
こんなこと考えてみても仕方ないことかもしれません。
だけどそう考えないと自分の成長はないし、ひとの揚げ足ばかりとってしまいます。
帰り道はそんなふうに思い、運営のひとたちにご苦労さんという気持ちでいっぱいでした。
改めて思い出せば、16年ぶりという、運営側にとってははじめての試みにちかいことをうまくやったんだと思います。
メーデー、参加者もさることながら運営のみなさん、お疲れ様でした。